風邪をひきました。

卵です。

自分用に気になるボードゲームを纏めました。


・イスタンブール

人数:2-5人 時間:40-60分

プレイヤーは商人となって、資材を仕入れ、売ったり交換したりして一早く財を築くゲーム。
それぞれできることが違う16枚のボードを移動し、ライバルより先に勝利条件である宝石を集めます。
なぜここまで詳しいかというと、実は友人が購入しており、2,3回ほどやったことがあるからです。時間もそんなにかからずどちらかというと手軽なゲームでしたが、とても面白かったので購入を検討中。


・Once upon a time

人数:2-6人 時間:20-40分

これまたかなり手軽なゲーム。プレイヤーは与えられた単語を使って物語を作ります。その物語を語っている途中、ほかのプレイヤーに与えられた単語があったら、そのプレイヤーは前のプレイヤーの物語を中断し、続きを作ります。最も綺麗に物語を締めくくることのできたプレイヤーが勝利となります。
こちらはやったことがないのですが、一風変わったボードゲームですよね。


・新電力会社デラックス

人数:2-6人 時間:120分以上

こちらは超ヘビー級のゲーム。過去の名作『電力会社』のリメイクで、追加要素満載の内容だそうです。
プレイヤーは電力会社の社長となり、電力を供給する発電所をライバルと競り、発電に必要な資源を集め、自分の領地に電力を供給します。必要量の電力を供給できなければ、自分の領地を増やすことができません。如何にして安いコストで電力を供給できるかがカギとなるゲームです。
管理人は『電力会社』をプレイしたことがあるのですが、このゲーム、4人以上でやるとゲーム中盤で一人が実質敗北確定の状況に陥るという過酷なゲームでした。
今回のリメイク版ではその点も改善されているらしく、期待が高まります。
発売日はもう少し先ですけどね。



ほかにもあるのですがキリがないのでこの辺で。

にぱ~☆

卵なのですっ

ごめんなさい自分でも気持ち悪いです・・・

「惨劇ルーパー」というボードゲームを買ってきてプレイしました。
TRPG風ボードゲームで、1対3で行うゲームなのですが、ゲームの背景がどう考えてもひぐらし。
プレイヤー側の目的は、ある期間に起こる惨劇を時を何度も遡って回避する、というもの。
ゲームマスター(このゲームでは脚本家という)の目的はそれを阻止することです。

ゲームは四つの舞台「学校」「都市」「病院」「神社」にて行います。プレイヤーは一人一日に一回、このどこかへ行き、そこにいるNPCに以下のアクションすることができます。

・友好関係を築く
・不安を取り除く
・NPCの場所を移動させる

一人一回ということはつまり、プレイヤー側だけで3回のアクションを起こせるということです。プレイヤー間での、どのアクションを起こすかなどの相談は禁じられています。

脚本家もこのアクションを行うことができます。
脚本家は一人で三回のアクションを行い、

・NPCの移動
・NPCを不安にさせる
・暗躍カウンター(脚本家の支配度。プレイヤーの敗北条件にかかわる。)を置く

のいずれかを行えます。

NPCにはそれぞれ裏の役職が与えられており、その裏の役職によってさまざまな効果が発動します。たとえば「シリアルキラー」という役職は、一日の最後に同じエリアにいる他のNPCが一人だけの場合、そのNPCを殺害してしまいます。

シナリオ毎に特別ルールが三種類選ばれており、そのルールに応じた役職が存在します。どのルールにどの役職が存在するのかは、プレイヤーに与えられるシートで確認します。
また、このルールによってプレイヤーの敗北条件が追加されたりします。
このように、プレイヤーの敗北条件はシナリオ毎に変わるようになっています。

プレイヤーがループする期間はシナリオによって異なりますが、多くて10日間です。そのうち何日目かに色々な事件が起きます。事件には犯人がおり、その犯人の不安がある程度たまっていると事件が起きてしまいます。いつ事件が起こるのかもプレイヤーに前もって説明されます。
事件の効果は様々ですが、すべてプレイヤーに不利となる効果ばかりです。

このような情報をもとに、同じ期間を何回も繰り返して、事件を食い止めるなどしてプレイヤーの敗北条件を回避しながら最後の日を迎えると、プレイヤーの勝利となります。
ループ回数もシナリオによって決まっており、その決まったループ内にプレイヤーが勝利条件を満たせなかった場合は脚本家の勝利となります。

しかし、プレイヤー側には最後の悪あがきが許されています。
全ループ終了時にすべてのNPCの裏の役職を当てることができれば、プレイヤーの逆転勝利となります。

つまり脚本家は、ある程度NPCの裏の役職を隠す立ち回りをしないといけません。
これがすごく難しいです^^;


考える要素が多いこのゲームですが、プレイヤーと脚本家の心理戦がたまらなく面白いです。機会があれば皆さんもぜひ、プレイしてみてください。

ではでは
エージェント夜を往く
言うてアイマスそんな知りません。

卵です。

このブログ初のボドゲレビューをしようと思います。


紹介するのはタイトルにある画像のゲーム、『裏切りの工作員』
ゲームジャンルとしては人狼系ということになるのでしょうか。
プレイヤーは、それぞれ【赤の国】【青の国】【秘密結社】のいずれかに属するエージェントとなり、それぞれが自分の陣営に勝利をもたらすために諜報戦をする、というゲームです。

まずランダムにそれぞれの陣営を決めます。自分がどの陣営に属しているかというのは非公開情報ですので、敵の陣営は当然、同じ陣営の味方が誰なのかもわかりません。

次に自分のエージェントを決めます。
エージェントは20種以上あり、それぞれが特殊能力を持っています。これはランダムに二枚配られ、そのどちらかを選びます。
エージェントは基本的に公開情報です。

最後に各プレイヤーに工作カードを3枚ずつ配り、手札とします。
この工作カードというのは全部で9種類あり、それぞれに赤、青、黒の色違いが存在します。
これらはゲーム中二通りの使い方ができます。
一つは、カードに書かれた効果を使うこと。この際はカードの色はほとんど関係ありません。
もう一つは、カードをメッセージとして使うことです。
メッセージとして使う場合は逆に、カードの効果をつかうことはありません。

メッセージが自分に送信されたらそれを受信するか拒否するか選びます。
拒否した場合は次の対象にメッセージが送信されます。
受信した場合はそのメッセージを表にし、自分の場においてください。これを『保有』といいます。『保有』カードと手札は違うことに気を付けてください。

メッセージを受信するか拒否するか選べなくなる状態異常もあります。
『ロックオン』は必ず受信します。逆に『ロスト』は必ず拒否します。
これら二つが重複する場合は『ロックオン』が優先されます。
プレイヤーがメッセージを送信したら送信者は『ロックオン』状態になります。
工作カードの効果に状態異常にさせる効果を持つものもあります。

9種類のカードごとにはメッセージの送り方が書いてあります。
極秘、はカードを裏向きにして反時計回りに送信します。
公開、はカードを表向きにして反時計回りに送信します。
親展、は対象のプレイヤーに送信します。拒否されたら自分に送信されます。

このゲームの勝利条件は、【赤の国】と【青の国】は自国の色のカードを3枚『保有』すること、【秘密結社】は自分のエージェントに書かれた勝利条件を満たすこと、となります。
黒のカードを三枚保有したプレイヤーは死亡とみなします。死亡したプレイヤーはゲームから脱落します。
自分の国以外の全員が脱落した場合も勝利となります。

【秘密結社】の勝利条件は様々で、誰かが死亡している状態であなたが死亡すること、など珍しいものもあります。

プレイヤーは自分の手番が来たらまず工作カードを2枚ドローします。
続いて謀略フェイズに入ります。ここでしかプレイできない工作カードが大半です。
最後に送信フェイズに入り、手札のカード一枚をメッセージとして送信します。これは強制ですので、何らかの理由でメッセージを送信できない場合はゲームから脱落します。


ゲームの概要はこんな感じです。
画像アップできないとわかりにくいですがご容赦ください^^;


工作カードには以下のものがあります。

・証明
自分の謀略フェイズ中のみ使用可能。裏向きで対象一人に使う。そのプレイヤーの陣営が【赤/青/結社】なら【カードを二枚引く/カードを1枚捨てる】それ以外なら「私は違います」と言う。

対象となる陣営と効果はばらばらで、計6種存在するわけです。
このカードを使うことによって味方か敵かの情報がある程度わかります。


・誤導
メッセージが送信中のみ使用可能。対象一人を『ロスト』にする。

このカードはプレイヤーが受信、拒否を決める前に使わなければならないルールがあります。受信、拒否を宣言する前にカードを使う人がいないか確認しましょう。


・転送
メッセージが自分に送られている場合のみ使用可能。そのメッセージの送信対象を変更できる。その送信対象は『ロックオン』になる。

・奪取
メッセージが送信中のみ使用可能。それの送信対象を自分に変更し、自分は『ロックオン』になる。

・解読
メッセージが送信中のみ使用可能。それを見ることができる。

・削除
自分の謀略フェイズ中、またはメッセージが自分に送信されているときのみ使用可能。『保有』されている黒のカードを破壊する。

・捕捉
自分の謀略フェイズ中のみ使用可能。対象一人を『ロックオン』にする。その対象は『転送』をプレイできない。

・分配
自分の謀略フェイズ中のみ使用可能。山札の上から人数分のカードを取ってシャッフルし、各プレイヤーに一枚ずつ配り『保有』させる。

・阻止
対象の工作カード一枚の効果を打ち消す。

以上9種類です。


これらを使って上手く立ち回るわけです。たとえば、自国が赤なら、赤のカードを親展で送信し、送信対象に『誤導』を使えば(奪取、転送等を使われない限り)自分は赤のカードを保有できるわけです。


このゲームは心理戦がメインとなります。たとえばあなたの隣から極秘メッセージが送信された場合、あなたはそれを受信しますか?
送信者は受信すると読んで黒のメッセージを送信しているかもしれませんし、もしくは自分以外の味方にあてて、または自分に戻ることを想定して赤か青のメッセージを送信しているかもしれません。


このような心理戦が好きな方や、エージェントとして諜報戦をやってみたかった、という方は一度やってみては如何でしょうか。


ではでは。