【FFTCG】最強のデッキを求めて vol.2
2018年7月25日 TCG全般OpusVI、来たる
この瞬間は世界中のデッキビルダーが心躍る瞬間だ。
何しろ100種類を超える新たなデッキの要素が増えるのだ。
逆に言えばこのタイミングでデッキを作らなければいつ作るのか、ということでもある。
そんなわけで私は数多のカードと睨み合い、新たな『最強』にふさわしいデッキを考えていた。
しかしながら。
カードリストが公開されてから、何度新カードのリストを見返しても、いいアイデアが浮かばなかったのである。
と、いうのも、今回収録されているものの多くは、既存のアーキタイプにそのまま採用されるものではなく、新たなアーキタイプを生み出すカードだったからだ。
例えば新ユウナ、新フリオニールなどがそれである。
これらのカードが強力なのは間違いないが、既存のデッキには採用しにくい。
もちろんこれらを中軸に据えたデッキを作ってみてもいいのだが、
それではあまりにも面白くないというものだ。
必要なのは『意外性』を盛り込んだ強さである。
そんな感じで早速壁にぶつかってしまい、途方に暮れた私は、気が付けば『FFDecks』を眺めていた。
あの『Super Crazy Golbez』も思えばこのサイトで『All Haste』とかいう馬鹿げたデッキを見つけたのが発端でできたものだ。
何かヒントがないものか、と眺めていたものの、私が求めていたようなものは見つからなかった。
八方塞がりかと思われたその時、なんとなく過去の記事を見返していた私は気付いてしまった。
『意外性』で勝つなら『意外な勝ち方』をすればいいんだ。ということである。
FFTCGというゲームは原則、相手に7点のダメージを与えれば勝利となる。
そう、『原則』である。
『原則』ということはそこには必ず『例外』があるのだ。
もうお分かりであろう。今回のデッキは
ライブラリアウト(LO)
すなわち『デッキデス』である。
Ⅰ.構築編
方向性が決まればいよいよ構築だ。
私はいつになくウキウキしていた。というのも、過去にかなりいい形のLOデッキのアイデアを貰っていたからだ。
OpusIV環境の時ではあったが、4-143R『リヴァイアサン』を利用したLOを使っていたことがあった。
これを利用し4-059C『シーフ』や1-199S『パイン』を使いまわしつつ、相手の攻撃を空かしていくのが基本の動きだ。
4-143R『リヴァイアサン』はかなりトリッキーなカードで、相性のいいカードは他にも存在する。
例えば4-133C『バイキング』である。となれば、OpusVIにはいい相方6-126『レイラ』がいる。
これらと4-143R『リヴァイアサン』1-062L『ヴァルファーレ』を組み合わせれば、莫大なアドバンテージを生み出せるはずだ。
あとは得たアドバンテージをLO要素につぎ込むだけである。
デッキの核が決まったら後はそれらをサポートするカードだ。
私はカードリストを何度も見返し、ベストなカードを探し出した。
そしてついに完成した。OpusVIが発売されてから10日後のことである。
お見せしよう。『最強』の『意外性』。それが、これだ。
Ⅱ.爆誕編
フォワード24
5-126L暗闇の雲2
3-144Lレナ2
1-180Hバッツ1
6-126Rレイラ2
3-056Hジタン3
1-199Sパイン3
4-133Cバイキング3
2-063Rパイン1
6-056Hポール3
3-139Cナイト3
4-059Cシーフ1
バックアップ17
1-083Hマリア3
1-089Hリュック3
2-050Hアルクゥ1
6-046Cシド・ヘイズ1
5-053Rエコー1
1-177Rユウナ3
4-126R剣術士2
5-137C緑魔導士2
4-134Cブラネ1
召喚獣 9
1-062Lヴァルファーレ3
4-143Rリヴァイアサン3
6-125Rリヴァイアサン3
粗大ゴミ、爆誕
そう思うのも無理はない。何しろフォワードのサイズは小さいし、肝心のLOに持っていけるカードが少なすぎる。
だが、考えてみてほしい。そもそもLOでしか勝てないデッキに未来があるだろうか?
もちろん『意外性』は大事だが、普通に7点を通して勝つのも一つの手段ではないだろうか。
3-139C『ナイト』はそれを可能にできる。相変わらずこのカードは良いアタッカーだ。
1-083H『マリア』2-050H『アルクゥ』はそれをサポートできる。
つまりこのデッキは殴っても、LOでも、勝ちが狙える中途半端万能なデッキということだ。
ちなみにそうは言ったものの、前環境で猛威を振るった氷単のハンデスや、
土風の『ダダルマー&サボテンダーコンボ』にはマッハスピードで土下座苦戦するから、注意が必要だ。
Ⅲ.実戦編
VS水風ユリパ
新ユリパを使用したデッキ。
序盤にバックアップ2枚から『レイラ』『バイキング』を展開。
すると、相手はバックアップを並べて2点許容してきたので、
ポールとバックアップ1枚展開でエンド。
攻撃を止めるべく展開してきたところをヴァルファーレできて爆アド!
あとはダラダラやってLO・・・と思いきや、普通にバウンス駆使して攻撃通して勝ち。
ちなみに5-068L『ヤ・シュトラ』のせいで2枚目以降の『ヴァルファーレ』が召喚できなかったのは内緒。
VS水単モンスター
このマッチは『ヴァルファーレ』があまり有効ではないので、2種類の『リヴァイアサン』を大切にプレイ。
グリーンドラゴン起動や戦闘中のトンベリーズ起動に上手くバウンスを合わせ、
アドバンテージを得ていくと、あまり危険な場面もなく、得たアドバンテージで『リュック』を起動し続けて勝ち。
VS風単チョコボ
新チョコボで展開力を増したチョコボ。
除去が無いので『チョコボ士』からの大量展開を止めれず、
『ヴァルファーレ』引けなかったのもあり、序盤かなり攻め込まれる。
しかし中盤なんとか建て直し、引き込んだ『ヴァルファーレ』で首の皮1枚で生き続ける。
すると『バイキング』でカードを引きすぎたせいで、自分のデッキが切れてしまい、負け。
VS雷単
このデッキでは相手の除去が全て意味ないようなものなので、除去主体の雷単には負ける訳がなかった。
『バイキング』2枚いる状態で6-088L『エスティニアン』出てきても何にも怖くないので、『バイキング』最強カード過ぎる。
VS氷風ハンデス
スーパーエキセントリックジェットストリーム土下座orzorzorz
結果3-2
IV.後悔編
ゴミはゴミ箱へ
残念ながら今回も不発だった。
解体しながら私はMASTERS後半がもう始まってしまっていることに焦りを覚えていた。
こんな雑魚が横に並ぶだけのデッキで大会に出るわけにもいかないので、他のデッキを考えねばなるまい。
ん?待てよ?横に並ぶ・・・ということは
ヒルダ「どうしたの?そばにきて・・・」
ゴクッ・・・
次回:『スーパードローバイキングチョコボ』へ続く
この瞬間は世界中のデッキビルダーが心躍る瞬間だ。
何しろ100種類を超える新たなデッキの要素が増えるのだ。
逆に言えばこのタイミングでデッキを作らなければいつ作るのか、ということでもある。
そんなわけで私は数多のカードと睨み合い、新たな『最強』にふさわしいデッキを考えていた。
しかしながら。
カードリストが公開されてから、何度新カードのリストを見返しても、いいアイデアが浮かばなかったのである。
と、いうのも、今回収録されているものの多くは、既存のアーキタイプにそのまま採用されるものではなく、新たなアーキタイプを生み出すカードだったからだ。
例えば新ユウナ、新フリオニールなどがそれである。
これらのカードが強力なのは間違いないが、既存のデッキには採用しにくい。
もちろんこれらを中軸に据えたデッキを作ってみてもいいのだが、
それではあまりにも面白くないというものだ。
必要なのは『意外性』を盛り込んだ強さである。
そんな感じで早速壁にぶつかってしまい、途方に暮れた私は、気が付けば『FFDecks』を眺めていた。
あの『Super Crazy Golbez』も思えばこのサイトで『All Haste』とかいう
何かヒントがないものか、と眺めていたものの、私が求めていたようなものは見つからなかった。
八方塞がりかと思われたその時、なんとなく過去の記事を見返していた私は気付いてしまった。
『意外性』で勝つなら『意外な勝ち方』をすればいいんだ。ということである。
FFTCGというゲームは原則、相手に7点のダメージを与えれば勝利となる。
そう、『原則』である。
『原則』ということはそこには必ず『例外』があるのだ。
もうお分かりであろう。今回のデッキは
ライブラリアウト(LO)
すなわち『デッキデス』である。
Ⅰ.構築編
方向性が決まればいよいよ構築だ。
私はいつになくウキウキしていた。というのも、過去にかなりいい形のLOデッキのアイデアを貰っていたからだ。
OpusIV環境の時ではあったが、4-143R『リヴァイアサン』を利用したLOを使っていたことがあった。
これを利用し4-059C『シーフ』や1-199S『パイン』を使いまわしつつ、相手の攻撃を空かしていくのが基本の動きだ。
4-143R『リヴァイアサン』はかなりトリッキーなカードで、相性のいいカードは他にも存在する。
例えば4-133C『バイキング』である。となれば、OpusVIにはいい相方6-126『レイラ』がいる。
これらと4-143R『リヴァイアサン』1-062L『ヴァルファーレ』を組み合わせれば、莫大なアドバンテージを生み出せるはずだ。
あとは得たアドバンテージをLO要素につぎ込むだけである。
デッキの核が決まったら後はそれらをサポートするカードだ。
私はカードリストを何度も見返し、ベストなカードを探し出した。
そしてついに完成した。OpusVIが発売されてから10日後のことである。
お見せしよう。『最強』の『意外性』。それが、これだ。
Ⅱ.爆誕編
フォワード24
5-126L暗闇の雲2
3-144Lレナ2
1-180Hバッツ1
6-126Rレイラ2
3-056Hジタン3
1-199Sパイン3
4-133Cバイキング3
2-063Rパイン1
6-056Hポール3
3-139Cナイト3
4-059Cシーフ1
バックアップ17
1-083Hマリア3
1-089Hリュック3
2-050Hアルクゥ1
6-046Cシド・ヘイズ1
5-053Rエコー1
1-177Rユウナ3
4-126R剣術士2
5-137C緑魔導士2
4-134Cブラネ1
召喚獣 9
1-062Lヴァルファーレ3
4-143Rリヴァイアサン3
6-125Rリヴァイアサン3
粗大ゴミ、爆誕
そう思うのも無理はない。何しろフォワードのサイズは小さいし、肝心のLOに持っていけるカードが少なすぎる。
だが、考えてみてほしい。そもそもLOでしか勝てないデッキに未来があるだろうか?
もちろん『意外性』は大事だが、普通に7点を通して勝つのも一つの手段ではないだろうか。
3-139C『ナイト』はそれを可能にできる。相変わらずこのカードは良いアタッカーだ。
1-083H『マリア』2-050H『アルクゥ』はそれをサポートできる。
つまりこのデッキは殴っても、LOでも、勝ちが狙える
ちなみにそうは言ったものの、前環境で猛威を振るった氷単のハンデスや、
土風の『ダダルマー&サボテンダーコンボ』には
Ⅲ.実戦編
VS水風ユリパ
新ユリパを使用したデッキ。
序盤にバックアップ2枚から『レイラ』『バイキング』を展開。
すると、相手はバックアップを並べて2点許容してきたので、
ポールとバックアップ1枚展開でエンド。
攻撃を止めるべく展開してきたところをヴァルファーレできて爆アド!
あとはダラダラやってLO・・・と思いきや、普通にバウンス駆使して攻撃通して勝ち。
ちなみに5-068L『ヤ・シュトラ』のせいで2枚目以降の『ヴァルファーレ』が召喚できなかったのは内緒。
VS水単モンスター
このマッチは『ヴァルファーレ』があまり有効ではないので、2種類の『リヴァイアサン』を大切にプレイ。
グリーンドラゴン起動や戦闘中のトンベリーズ起動に上手くバウンスを合わせ、
アドバンテージを得ていくと、あまり危険な場面もなく、得たアドバンテージで『リュック』を起動し続けて勝ち。
VS風単チョコボ
新チョコボで展開力を増したチョコボ。
除去が無いので『チョコボ士』からの大量展開を止めれず、
『ヴァルファーレ』引けなかったのもあり、序盤かなり攻め込まれる。
しかし中盤なんとか建て直し、引き込んだ『ヴァルファーレ』で首の皮1枚で生き続ける。
すると『バイキング』でカードを引きすぎたせいで、自分のデッキが切れてしまい、負け。
VS雷単
このデッキでは相手の除去が全て意味ないようなものなので、除去主体の雷単には負ける訳がなかった。
『バイキング』2枚いる状態で6-088L『エスティニアン』出てきても何にも怖くないので、『バイキング』最強カード過ぎる。
VS氷風ハンデス
スーパーエキセントリックジェットストリーム土下座orzorzorz
結果3-2
IV.後悔編
ゴミはゴミ箱へ
残念ながら今回も不発だった。
解体しながら私はMASTERS後半がもう始まってしまっていることに焦りを覚えていた。
こんな雑魚が横に並ぶだけのデッキで大会に出るわけにもいかないので、他のデッキを考えねばなるまい。
ん?待てよ?横に並ぶ・・・ということは
ヒルダ「どうしたの?そばにきて・・・」
次回:『スーパードローバイキングチョコボ』へ続く
コメント