エージェント夜を往く
2014年6月13日 ボードゲーム
言うてアイマスそんな知りません。
卵です。
このブログ初のボドゲレビューをしようと思います。
紹介するのはタイトルにある画像のゲーム、『裏切りの工作員』
ゲームジャンルとしては人狼系ということになるのでしょうか。
プレイヤーは、それぞれ【赤の国】【青の国】【秘密結社】のいずれかに属するエージェントとなり、それぞれが自分の陣営に勝利をもたらすために諜報戦をする、というゲームです。
まずランダムにそれぞれの陣営を決めます。自分がどの陣営に属しているかというのは非公開情報ですので、敵の陣営は当然、同じ陣営の味方が誰なのかもわかりません。
次に自分のエージェントを決めます。
エージェントは20種以上あり、それぞれが特殊能力を持っています。これはランダムに二枚配られ、そのどちらかを選びます。
エージェントは基本的に公開情報です。
最後に各プレイヤーに工作カードを3枚ずつ配り、手札とします。
この工作カードというのは全部で9種類あり、それぞれに赤、青、黒の色違いが存在します。
これらはゲーム中二通りの使い方ができます。
一つは、カードに書かれた効果を使うこと。この際はカードの色はほとんど関係ありません。
もう一つは、カードをメッセージとして使うことです。
メッセージとして使う場合は逆に、カードの効果をつかうことはありません。
メッセージが自分に送信されたらそれを受信するか拒否するか選びます。
拒否した場合は次の対象にメッセージが送信されます。
受信した場合はそのメッセージを表にし、自分の場においてください。これを『保有』といいます。『保有』カードと手札は違うことに気を付けてください。
メッセージを受信するか拒否するか選べなくなる状態異常もあります。
『ロックオン』は必ず受信します。逆に『ロスト』は必ず拒否します。
これら二つが重複する場合は『ロックオン』が優先されます。
プレイヤーがメッセージを送信したら送信者は『ロックオン』状態になります。
工作カードの効果に状態異常にさせる効果を持つものもあります。
9種類のカードごとにはメッセージの送り方が書いてあります。
極秘、はカードを裏向きにして反時計回りに送信します。
公開、はカードを表向きにして反時計回りに送信します。
親展、は対象のプレイヤーに送信します。拒否されたら自分に送信されます。
このゲームの勝利条件は、【赤の国】と【青の国】は自国の色のカードを3枚『保有』すること、【秘密結社】は自分のエージェントに書かれた勝利条件を満たすこと、となります。
黒のカードを三枚保有したプレイヤーは死亡とみなします。死亡したプレイヤーはゲームから脱落します。
自分の国以外の全員が脱落した場合も勝利となります。
【秘密結社】の勝利条件は様々で、誰かが死亡している状態であなたが死亡すること、など珍しいものもあります。
プレイヤーは自分の手番が来たらまず工作カードを2枚ドローします。
続いて謀略フェイズに入ります。ここでしかプレイできない工作カードが大半です。
最後に送信フェイズに入り、手札のカード一枚をメッセージとして送信します。これは強制ですので、何らかの理由でメッセージを送信できない場合はゲームから脱落します。
ゲームの概要はこんな感じです。
画像アップできないとわかりにくいですがご容赦ください^^;
工作カードには以下のものがあります。
・証明
自分の謀略フェイズ中のみ使用可能。裏向きで対象一人に使う。そのプレイヤーの陣営が【赤/青/結社】なら【カードを二枚引く/カードを1枚捨てる】それ以外なら「私は違います」と言う。
対象となる陣営と効果はばらばらで、計6種存在するわけです。
このカードを使うことによって味方か敵かの情報がある程度わかります。
・誤導
メッセージが送信中のみ使用可能。対象一人を『ロスト』にする。
このカードはプレイヤーが受信、拒否を決める前に使わなければならないルールがあります。受信、拒否を宣言する前にカードを使う人がいないか確認しましょう。
・転送
メッセージが自分に送られている場合のみ使用可能。そのメッセージの送信対象を変更できる。その送信対象は『ロックオン』になる。
・奪取
メッセージが送信中のみ使用可能。それの送信対象を自分に変更し、自分は『ロックオン』になる。
・解読
メッセージが送信中のみ使用可能。それを見ることができる。
・削除
自分の謀略フェイズ中、またはメッセージが自分に送信されているときのみ使用可能。『保有』されている黒のカードを破壊する。
・捕捉
自分の謀略フェイズ中のみ使用可能。対象一人を『ロックオン』にする。その対象は『転送』をプレイできない。
・分配
自分の謀略フェイズ中のみ使用可能。山札の上から人数分のカードを取ってシャッフルし、各プレイヤーに一枚ずつ配り『保有』させる。
・阻止
対象の工作カード一枚の効果を打ち消す。
以上9種類です。
これらを使って上手く立ち回るわけです。たとえば、自国が赤なら、赤のカードを親展で送信し、送信対象に『誤導』を使えば(奪取、転送等を使われない限り)自分は赤のカードを保有できるわけです。
このゲームは心理戦がメインとなります。たとえばあなたの隣から極秘メッセージが送信された場合、あなたはそれを受信しますか?
送信者は受信すると読んで黒のメッセージを送信しているかもしれませんし、もしくは自分以外の味方にあてて、または自分に戻ることを想定して赤か青のメッセージを送信しているかもしれません。
このような心理戦が好きな方や、エージェントとして諜報戦をやってみたかった、という方は一度やってみては如何でしょうか。
ではでは。
卵です。
このブログ初のボドゲレビューをしようと思います。
紹介するのはタイトルにある画像のゲーム、『裏切りの工作員』
ゲームジャンルとしては人狼系ということになるのでしょうか。
プレイヤーは、それぞれ【赤の国】【青の国】【秘密結社】のいずれかに属するエージェントとなり、それぞれが自分の陣営に勝利をもたらすために諜報戦をする、というゲームです。
まずランダムにそれぞれの陣営を決めます。自分がどの陣営に属しているかというのは非公開情報ですので、敵の陣営は当然、同じ陣営の味方が誰なのかもわかりません。
次に自分のエージェントを決めます。
エージェントは20種以上あり、それぞれが特殊能力を持っています。これはランダムに二枚配られ、そのどちらかを選びます。
エージェントは基本的に公開情報です。
最後に各プレイヤーに工作カードを3枚ずつ配り、手札とします。
この工作カードというのは全部で9種類あり、それぞれに赤、青、黒の色違いが存在します。
これらはゲーム中二通りの使い方ができます。
一つは、カードに書かれた効果を使うこと。この際はカードの色はほとんど関係ありません。
もう一つは、カードをメッセージとして使うことです。
メッセージとして使う場合は逆に、カードの効果をつかうことはありません。
メッセージが自分に送信されたらそれを受信するか拒否するか選びます。
拒否した場合は次の対象にメッセージが送信されます。
受信した場合はそのメッセージを表にし、自分の場においてください。これを『保有』といいます。『保有』カードと手札は違うことに気を付けてください。
メッセージを受信するか拒否するか選べなくなる状態異常もあります。
『ロックオン』は必ず受信します。逆に『ロスト』は必ず拒否します。
これら二つが重複する場合は『ロックオン』が優先されます。
プレイヤーがメッセージを送信したら送信者は『ロックオン』状態になります。
工作カードの効果に状態異常にさせる効果を持つものもあります。
9種類のカードごとにはメッセージの送り方が書いてあります。
極秘、はカードを裏向きにして反時計回りに送信します。
公開、はカードを表向きにして反時計回りに送信します。
親展、は対象のプレイヤーに送信します。拒否されたら自分に送信されます。
このゲームの勝利条件は、【赤の国】と【青の国】は自国の色のカードを3枚『保有』すること、【秘密結社】は自分のエージェントに書かれた勝利条件を満たすこと、となります。
黒のカードを三枚保有したプレイヤーは死亡とみなします。死亡したプレイヤーはゲームから脱落します。
自分の国以外の全員が脱落した場合も勝利となります。
【秘密結社】の勝利条件は様々で、誰かが死亡している状態であなたが死亡すること、など珍しいものもあります。
プレイヤーは自分の手番が来たらまず工作カードを2枚ドローします。
続いて謀略フェイズに入ります。ここでしかプレイできない工作カードが大半です。
最後に送信フェイズに入り、手札のカード一枚をメッセージとして送信します。これは強制ですので、何らかの理由でメッセージを送信できない場合はゲームから脱落します。
ゲームの概要はこんな感じです。
画像アップできないとわかりにくいですがご容赦ください^^;
工作カードには以下のものがあります。
・証明
自分の謀略フェイズ中のみ使用可能。裏向きで対象一人に使う。そのプレイヤーの陣営が【赤/青/結社】なら【カードを二枚引く/カードを1枚捨てる】それ以外なら「私は違います」と言う。
対象となる陣営と効果はばらばらで、計6種存在するわけです。
このカードを使うことによって味方か敵かの情報がある程度わかります。
・誤導
メッセージが送信中のみ使用可能。対象一人を『ロスト』にする。
このカードはプレイヤーが受信、拒否を決める前に使わなければならないルールがあります。受信、拒否を宣言する前にカードを使う人がいないか確認しましょう。
・転送
メッセージが自分に送られている場合のみ使用可能。そのメッセージの送信対象を変更できる。その送信対象は『ロックオン』になる。
・奪取
メッセージが送信中のみ使用可能。それの送信対象を自分に変更し、自分は『ロックオン』になる。
・解読
メッセージが送信中のみ使用可能。それを見ることができる。
・削除
自分の謀略フェイズ中、またはメッセージが自分に送信されているときのみ使用可能。『保有』されている黒のカードを破壊する。
・捕捉
自分の謀略フェイズ中のみ使用可能。対象一人を『ロックオン』にする。その対象は『転送』をプレイできない。
・分配
自分の謀略フェイズ中のみ使用可能。山札の上から人数分のカードを取ってシャッフルし、各プレイヤーに一枚ずつ配り『保有』させる。
・阻止
対象の工作カード一枚の効果を打ち消す。
以上9種類です。
これらを使って上手く立ち回るわけです。たとえば、自国が赤なら、赤のカードを親展で送信し、送信対象に『誤導』を使えば(奪取、転送等を使われない限り)自分は赤のカードを保有できるわけです。
このゲームは心理戦がメインとなります。たとえばあなたの隣から極秘メッセージが送信された場合、あなたはそれを受信しますか?
送信者は受信すると読んで黒のメッセージを送信しているかもしれませんし、もしくは自分以外の味方にあてて、または自分に戻ることを想定して赤か青のメッセージを送信しているかもしれません。
このような心理戦が好きな方や、エージェントとして諜報戦をやってみたかった、という方は一度やってみては如何でしょうか。
ではでは。
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